コリドラスの雌雄判別|オス・メスの見分け方を初心者向けにわかりやすく解説
コリドラスとは

コリドラスは、南米原産の小型ナマズの仲間です。
丈夫で温和な性格をしており、他の魚種とも混泳しやすいことから、水槽の“お掃除係”として飼育されている方も多いのではないでしょうか。
種類は非常に豊富で、体色や模様のバリエーションに富んでいるのが大きな魅力です。そのためコレクション性も高く、初心者からマニアまで幅広い層に人気のある熱帯魚であり、未来アクアリウムでも常に高い支持をいただいています。
また、繁殖が比較的容易な種類も多く、現在では東南アジアを中心にブリード個体も数多く流通しています。
今回は、そんなコリドラスの中でも少し見分けが難しい「雌雄判別」について、コリドラスの雌雄は大きく分かれて3つの判断材料で判別します。種類やワイルド、ブリード、サイズ、成熟度合いなどにより異なるため、それぞれの向き不向きもご紹介します。
雌雄判別方法
腹びれと体形の違い
オス

メス

一番オーソドックスな見分け方です。ある程度のサイズさえあれば確実性もあり、わかりやすいですが個体差もありわかりにくい個体もいます。また、ブリードは小さい個体が多くオスメスの差が出にくいため、どちらかというとワイルド個体向きの見分け方です。
| オス | メス |
| ・腹びれが、長く大きくヒレ先が尖っています。 ・スレンダーで細身の体型 | ・メスは腹びれがヒレが小さく丸い印象の形 ・ふっくらとした丸みのある体型 |
次に、参考になる判断材料は、個体のコンディションに左右されやすく、確実性はやや低いものの、判断材料として参考になるのが「体型」です。特に若い個体や痩せている個体では判別が難しいため、あくまで目安として判別いただけばと思います。
一般的にオスはスレンダーで細身の体型をしており、種類によっては体色が濃く出たり、発色が良くなる個体もいるため、見た目で判断できる場合もあります。
一方メスは、全体的にふっくらとした丸みのある体型をしており、特に腹部が大きく見えるのが特徴です。
肛門の形の違い
オス

メス

少し難易度の高い見分け方ですが、コリドラスの雌雄判別の中でも比較的確実性の高い方法が「肛門の形」です。ヒレの状態や体型(太り具合)に左右されにくいため、コンディションに関係なく判断しやすいというメリットがあります。オスの肛門は、細長く先端がやや尖った「涙型(しずく型)」をしているのが特徴です。一方メスは、丸みのある楕円形で、オスと比較するとやや大きく見える傾向があります。
| オス | メス |
| 細長く先端がやや尖った「涙型(しずく型)」 | 丸みのある楕円形 |
繫殖方法
繁殖においては、オスとメスのタイミングを合わせやすくするためにも、複数ペアでの飼育が望ましいとされています。
また、「コリドラス・シュワルツィ」や「アークアタス系」など、一部には繁殖が難しい種類も存在するため、あらかじめ把握しておくことが重要です。
一般的に、水槽へ導入してから産卵に至るまでには約1年ほどかかるといわれています。餌は赤虫だけでなく、人工飼料もバランスよく与え、しっかりと栄養をつけてあげることがポイントです。
コリドラスは、特徴的な繁殖行動を行うことでも知られています。
代表的なのが「Tポジション」と呼ばれる行動で、メスがオスの精子を口から取り込み受精します。
- 複数ペアでの飼育が望ましい
- 成熟まで、1年かかる
- 繁殖行動は、Tポジション」と呼ばれる行動で、メスがオスの精子を口から取り込み受精する
コリドラスの繁殖は、雌雄判別の難しさもあり他種と比べてややハードルが高い面もありますが、高価な種類でも自家繁殖によって数を増やすことができる点は大きな魅力です。
今回ご紹介した判別方法や繁殖のポイントはあくまで一例となりますので、ぜひご自身のスタイルに合わせた飼育方法で、コリドラスの繁殖にチャレンジしてみてください。
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